では高血圧の権威が「別に寿命と関係無かった」と発表したら追放される

1984~1997年にかけて疫学と社会医学会会長を務め、1996~1998年まで米国高血圧学会の会長職を務めたアルダーマン博士が、
世界中で21万人もの大規模な生活調査をして、「塩分と高血圧や寿命の短さは関係ない」ということを突き止めた研究結果があります。
ですが、減塩を否定する論文を提出した途端に学会誌への掲載拒否や、いわれのない批判を受けるようになるなど、
発言を続けることが困難になったことがあります。
https://toyokeizai.net/articles/-/128272?page=2

茨城県の調査でも「160/95以上の高血圧でありながら降圧剤を飲んでいない人は、
降圧剤を服用して140/90未満の正常血圧にコントロールしている人より、
あらゆる病気で死亡する全死亡率も、ガン死亡率も低かった」そうです。
http://www.ps-corp.co.jp/column/health/79.html

「健康診断の数値に、とらわれる必要はありません」
東海大学名誉教授の大櫛陽一氏は、そう断言する。
「薬で血圧を無理に下げると、死亡率が上がります。とくに、20以上急激に下げると、
『薬を飲まなかった場合と比べて、10倍も死亡率が跳ね上がる』という結果が出ています」

福島県郡山市の男女4万1273人を6年間追跡した結果、高血圧よりも降圧治療の死亡リスクが高かった。
調査結果では、「年齢+90」より少し高くても問題なし。
https://smart-flash.jp/lifemoney/93275
2014年4月、同学会は約150万人のデータをもとに、当時の基準より大幅に緩い「147/94」という新たな健康基準を発表し、
厳しくなる一方だった基準値に一石を投じた。
診断基準についての研究を行なう東海大学名誉教授の大櫛陽一・大櫛医学情報研究所所長がいう。

「約150万人の人間ドック検診受診者から健康な人を抽出して解析した研究で、
欧米の調査とも非常に近接して信頼性の高いデータでした」

この数値が診断に適用されると、当時2474万人だった高血圧患者は660万人となり、1800万人減ることになる。
当時、本誌が日本人間ドック学会が提示した新基準を大々的に報じると、
高血圧学会や動脈硬化学会、製薬業界などは猛反発した。
当の日本人間ドック学会も「あくまで健康の目安であり、病気のリスクを示したものではない」
とトーンダウンし、この新基準は黙殺された経緯があった。

最大の問題点は、診断基準や治療目標に確固たるエビデンスがないということだ。
高血圧の予防治療を専門とする新潟大学名誉教授の岡田正彦氏も、疑問を持っている。

「私はガイドラインに示されている診断基準の根拠となる全文献を精査しましたが、
その基準内の人がどれだけ長生きしたかというデータに基づいたものはいまだにない。
高血圧学会が発表する基準値の根拠は、日本人間ドック学会が示したデータに比べて正確とは言い難いと思っています」

今回、アメリカで基準値を引き下げる根拠となった臨床試験も、決定的なエビデンスを出しているわけではない。

2015年に米国国立心肺血液研究所が公表した「スプリント」と呼ばれる臨床試験で、
50歳以上の約9400人の高血圧患者を追跡調査したところ、
上の血圧を140未満まで下げた群よりも、120未満に下げた群のほうが心臓発作や脳卒中のリスクが低く、
総死亡率も低いという結果が示されたものだが、

「この試験の対象者は、全員が高血圧だけでなく腎疾患または心血管系疾患の既往歴があり、
平均BMI29.9(※BMIは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出される。
日本人は25以上で肥満とされる)という重度肥満群でした。
そのため、『対象者に偏りがあるのではないか』との見方があり、
アメリカ国内の別の学会から『ガイドラインの根拠とするには不十分』との声があがっています」
(群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春医師)

それにもかかわらず、国内のデータは黙殺され、海外のものにだけ依拠して
これまでの基準が変更されるかもしれないのだから、患者の側が戸惑うのも無理はない。
https://www.news-postseven.com/archives/20181021_781885.html