ハバナ(CNN) キューバが今月に入り、長年待望され、そして恐らく不可逆的な一歩を踏み出した。民間部門の大幅な拡大だ。

キューバの共産党政権は6日、国民が間もなく大半の仕事で職を求めたり、起業をしたりできるようになると発表した。

これまで民間部門での就業は公的に認められた127の部門に限られていた。こうした仕事には理髪店や修理業、ヤシの木の伐採、ドレスアップして観光客と写真に納まる「ダンディー」と呼ばれる仕事などがあった。

だが多くのキューバ人は、政府のリストにインターネット利用の拡大に伴う仕事の機会がなく、またイノベーションや発明の可能性が制限されている状況に不満を募らせていた。

それが今、2000以上の仕事の分野での就業が認められるようになる。

「閣議で承認された自営業に関する新たな措置は、人々が実行できる活動を極めて大きく広げるものだ。こうした種類の仕事を開発する新しく重要な一歩だ」。進みの遅かったキューバ経済近代化の取り組みを監督し、「改革の皇帝」と呼ばれる当局者のマリノ・ムリロ・ジョルジュ氏はそう語る。

キューバではかつて、旧ソ連の崩壊で経済がほぼ壊滅的な状態となるまで、自営業や資本主義はほとんど認められていなかった。旧ソ連は同国の最大のだった。