書く場所が思いつかないので、取りあえずここに書いておく。
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日本競馬のG1相当レース数の変遷について

・いわゆる「連合二哩」、いわゆる「八大競走」、ビクトリアカップ、エリザベス女王杯及びジャパンカップは、グレード制の施行に拘らず、G1相当として扱う。
(ただし、この中ではビクトリアカップ及びエリザベス女王杯は八大競走と同格ではない)

・1928年に創設された各内国産牝馬連合競走についてはG1相当として扱わない。

・各競馬倶楽部で行われた帝室御賞典は、G1相当として扱わない(横浜(根岸)・東京(目黒)・阪神(鳴尾)・京都についてはG1相当と見なしても良いのかもしれない)

・宝塚記念は、全国発売となる1976年以降、G1相当として扱う。
(少なくとも、初期(第8回・1967年=昭和42年辺りまで)については関西馬しか勝っていないし、そもそも出走馬のほとんどが関西馬だから、八大競走と同格に扱うことはとてもできない。クラシックに準じて創設されたビクトリアカップ(又はエリザベス女王杯)よりもおそらく格は低い(グレード制導入以降はまた別))

・本稿では障害レースは扱わない。(中山グランドジャンプ(旧・中山大障害(春))、中山大障害(旧・中山大障害(秋))についてはJpn1となり、G1相当となる)

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1905年 0
(馬券発売を伴う競馬の開催が可能となる。いわゆる「馬券黙許時代」)

1908年 0
(閣令で馬券発売が禁止される)

1911年 1
(この年から優勝内国産馬連合競走(連合二哩(東京))開始。このレースは、前季の新馬戦を勝った馬だけで争われる優勝戦で上位2着までを占めた牡馬又は牝馬のみが出走できる当時としては唯一の大レースであった(1919年からは前季新馬戦の1着となった牡馬又は牝馬に出走条件変更)。「連合二哩」と呼ばれる)
 優勝内国産馬連合競走

1918年 2
(この年から優勝内国産馬連合競走は春秋2回開催)
 優勝内国産馬連合競走(春)
 優勝内国産馬連合競走(秋)

1923年 2
(この年、競馬法(旧)が成立し、馬券発売が再開される)

1924年 3
(この年の秋から、阪神で各内国産馬連合競走(連合二哩(阪神))が開始)
 優勝内国産馬連合競走(春) 又は連合二哩(東京)(春)
 優勝内国産馬連合競走(秋) 又は連合二哩(東京)(秋)
 各内国産馬連合競走 又は連合二哩(阪神)

1925年 4
(この年から各内国産馬連合競走は春秋2回開催)
 優勝内国産馬連合競走(春) 又は連合二哩(東京)(春)
 優勝内国産馬連合競走(秋) 又は連合二哩(東京)(秋)
 各内国産馬連合競走(春) 又は連合二哩(阪神)(春)
 各内国産馬連合競走(秋) 又は連合二哩(阪神)(秋)

1927年 4
(各内国産馬連合競走が各内国産古馬競走に改称される)
 優勝内国産馬連合競走(春) 又は連合二哩(東京)(春)
 優勝内国産馬連合競走(秋) 又は連合二哩(東京)(秋)
 各内国産古馬競走(春) 又は連合二哩(阪神)(春)
 各内国産古馬競走(秋) 又は連合二哩(阪神)(秋)

1928年 5
(優勝内国産馬連合競走が各内国産馬連合競走に改称される。また、この年は大礼記念が東京で施行される)
 各内国産馬連合競走(春) 又は連合二哩(東京)(春)
 各内国産馬連合競走(大礼) 又は連合二哩(東京)(大礼)
 各内国産馬連合競走(秋) 又は連合二哩(東京)(秋)
 各内国産古馬競走(春) 又は連合二哩(阪神)(春)
 各内国産古馬競走(秋) 又は連合二哩(阪神)(秋)

1929年 4
 優勝内国産馬連合競走(春) 又は連合二哩(東京)(春)
 優勝内国産馬連合競走(秋) 又は連合二哩(東京)(秋)
 各内国産古馬競走(春) 又は連合二哩(阪神)(春)
 各内国産古馬競走(秋) 又は連合二哩(阪神)(秋)

1932年 6
(この年から東京優駿大競走(日本ダービー)開始。各内国産馬連合競走が農林省賞典競走に改称される(以降、廃止まで同様)。また、この年は大礼記念が阪神で施行される)
 東京優駿大競走
 農林省賞典競走(東京)(春)
 農林省賞典競走(東京)(秋)
 農林省賞典競走(阪神)(大礼)
 農林省賞典競走(阪神)(春)
 農林省賞典競走(阪神)(秋)

1933年 5
 東京優駿大競走
 農林省賞典競走(東京)(春)
 農林省賞典競走(東京)(秋)
 農林省賞典競走(阪神)(春)
 農林省賞典競走(阪神)(秋)

1937年 6
(この年の秋から帝室御賞典(天皇賞)開始。この年限りで連合二哩及び各地の競馬倶楽部で行われていた帝室御賞典が廃止される。前年に日本競馬会が創設され、それに伴って各地の競馬倶楽部が解散させられたことによるもの。また、帝室御賞典(天皇賞)は勝ち抜け制(一度勝った馬は出走できないとするもの。1980年まで実施)が採用される。)
 東京優駿大競走
 帝室御賞典=天皇賞(秋)
 農林省賞典競走(東京)(春)
 農林省賞典競走(東京)(秋)
 農林省賞典競走(阪神)(春)
 農林省賞典競走(阪神)(秋)

1938年 5
(この年から菊花賞、優駿牝馬(オークス)開始。また、帝室御賞典は春秋二回施行)
 東京優駿大競走
 京都農林省賞典4歳呼馬=菊花賞
 阪神優駿牝馬
 帝室御賞典(春)=天皇賞(春)
 帝室御賞典(秋)=天皇賞(秋)

1939年 7
(この年から桜花賞、皐月賞開始。五大クラシック・七大競走成立)
 横浜農林省賞典4歳呼馬=皐月賞
 東京優駿競走
 京都農林省賞典4歳呼馬=菊花賞
 中山4歳牝馬特別=桜花賞
 阪神優駿牝馬
 帝室御賞典(春)=天皇賞(春)
 帝室御賞典(秋)=天皇賞(秋)

1944年 5(実質4)
(この年、能力検定競走として実施されたのは、皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞(長距離特殊競走)、桜花賞、帝室御賞典(春)。菊花賞(長距離特殊競走)は全馬がコース間違えのため競走不成立)
 農商省賞典(東京)=皐月賞
 東京優駿競走
 長距離特殊競走=菊花賞
 中山4歳牝馬特別=桜花賞
 帝室御賞典=天皇賞(春)

1945年 0
(競馬中止)

1946年 2
(この年の10月から競馬再開。優駿牝馬(オークス)と菊花賞のみ実施)
 優駿牝馬
 農林省賞典4歳馬(京都)=菊花賞

1947年 7
(七大競走)
 農林省賞典(東京)=皐月賞
 東京優駿競走
 農林省賞典4歳馬(京都)=菊花賞
 桜花賞
 優駿牝馬
 平和賞=天皇賞(春)
 天皇賞(秋)

1956年 8
(この年から有馬記念(中山グランプリ)開始。いわゆる「八大競走」成立)
 皐月賞
 東京優駿(日本ダービー)
 菊花賞
 桜花賞
 優駿牝馬
 天皇賞(春)
 天皇賞(秋)
 中山グランプリ

1970年 9
(この年からビクトリアカップ開始)
 皐月賞
 東京優駿(日本ダービー)
 菊花賞
 桜花賞
 優駿牝馬
 ビクトリアカップ
 天皇賞(春)
 天皇賞(秋)
 有馬記念

1976年 10
(この年からエリザベス女王杯開始。ビクトリアカップは前年限りで廃止。宝塚記念が全国発売となる)
 皐月賞
 東京優駿(日本ダービー)
 菊花賞
 桜花賞
 優駿牝馬
 エリザベス女王杯
 天皇賞(春)
 天皇賞(秋)
 宝塚記念
 有馬記念

1981年 11
(この年からジャパンカップ開始)
 皐月賞
 東京優駿(日本ダービー)
 菊花賞
 桜花賞
 優駿牝馬
 エリザベス女王杯
 天皇賞(春)
 天皇賞(秋)
 宝塚記念
 有馬記念
 ジャパンカップ

1984年 15
(グレード制導入。八大競走を含む15レースがG1に格付される)
 皐月賞
 東京優駿(日本ダービー)
 菊花賞
 桜花賞
 優駿牝馬
 エリザベス女王杯
 天皇賞(春)
 天皇賞(秋)
 宝塚記念
 有馬記念
 ジャパンカップ
 安田記念
 マイルチャンピオンシップ
 朝日杯3歳ステークス
 阪神3歳ステークス

1990年 16
(スプリンターズステークスがG1に格付される。以降のレースの例示は最新のものを除き省略)

1991年 16
(朝日杯3歳ステークスが牡馬限定となる。阪神3歳ステークスが阪神3歳牝馬ステークスと改称し、牝馬限定となる)

1996年 19
(NHKマイルカップ、秋華賞がG1として新設。高松宮記念(高松宮杯)がG1に格付される)

1997年 23(20) ※()内はJRAのG1。以下同じ。
(フェブラリーステークス、東京大賞典、帝王賞、マイルチャンピオンシップ南部杯が統一G1に格付される)

1998年 24(20)
(川崎記念が統一G1に格付される)

1999年 25(20)
(ジャパンダートダービーが統一G1に格付される)

2000年 26(21)
(チャンピオンズカップ(ジャパンカップダート)がG1として新設)

2001年 28(21)
(宝塚記念が国際G1として格付される。JBCスプリント、JBCクラシックが統一G1として新設。馬齢表記が国際基準に統一される)

2002年 29(21)
(全日本2歳優駿が統一G1に格付される)

2004年 29(21)
(安田記念、マイルチャンピオンシップが国際G1として格付される)

2005年 30(21)
(スプリンターズステークスが国際G1として格付される。かしわ記念が統一G1に格付される)

2006年 31(22)
(ヴィクトリアマイルがG1として新設)

2007年 31(22)
(パート1国に昇格)

2013年 32(22)
(JBCレディスクラシックがJpn1に格付される)

2017年 34(24)
(大阪杯、ホープフルステークスがG1に格付される。以降、2022年まで同様)
 (中央)
 皐月賞
 東京優駿(日本ダービー)
 菊花賞
 NHKマイルカップ
 桜花賞
 優駿牝馬
 秋華賞
 エリザベス女王杯
 ヴィクトリアマイル
 大阪杯
 天皇賞(春)
 天皇賞(秋)
 宝塚記念
 有馬記念
 ジャパンカップ
 安田記念
 マイルチャンピオンシップ
 高松宮記念
 スプリンターズステークス
 朝日杯フューチュリティステークス
 阪神ジュベナイルフィリーズ
 ホープフルステークス
 フェブラリーステークス
 チャンピオンズカップ(旧・ジャパンカップダート)
 (地方:東京大賞典を除き、全てJpn1)
 川崎記念
 帝王賞
 東京大賞典
 かしわ記念
 マイルチャンピオンシップ南部杯
 JBCスプリント
 JBCクラシック
 JBCレディスクラシック
 ジャパンダートダービー
 全日本2歳優駿

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以上